PayPay銀行の口座開設は、すべてネットで完結する利便性が魅力です。
手軽に口座開設できるので年々利用者が増えており、約600万口座を突破しています。
※参照:数字で見るPayPay銀行PayPay銀行は申し込んだ当日から口座を利用して借り入れできるほど、スピード感が早いのも大きなメリット。
とはいえ実店舗のないネット銀行なので、問い合わせや手数料の面で不便なポイントもあります。
PayPay銀行で口座開設するメリット9つと、気を付けたいデメリットをまとめました。
PayPay銀行はweb申し込みで最短即日の口座開設ができる
PayPay銀行は、Web(ネット)から申し込んで最短当日中に口座開設ができるネット銀行です。
Webまたはスマホアプリ内で取引でき、店頭やATMに出向く必要がありません。
もともと「ジャパンネット銀行」でしたが、2021年4月5日から「PayPay銀行」に改名されました。
申込条件 | 満15歳以上 |
---|---|
口座開設にかかる手数料 | 無料 |
ATM入出金手数料 | 毎月初回:無料 3万円以上の取引:無料 3万円以下の取引:165円 (※ゆうちょ銀行のみ330円) |
インターネットバンキング振込手数料 | PayPay銀行口座宛:無料 他の銀行宛:145円 |
ATM振込手数料 | 165円+110円(三井住友銀行の振込手数料) |
提携ATM |
|
円預金金利 | 0.001% |
預金通帳 | なし ※アプリからの確認 |
-
- 口座開設後、Visaデビットを月1回以上(1回1,000円以上)利用で、毎月100円分のPayPayポイントをプレゼント
PayPay銀行の口座は、満15歳以上であれば誰でも開設できます。
本人確認書類を撮影して送信するだけで口座開設でき、印鑑や書類の郵送は必要ありません。
口座開設のため店舗に行けない社会人や、初めて口座を作る学生にも向いています。
PayPay銀行を開設するメリット9つ!最短即日ですぐ利用できるスピード感が魅力
PayPay銀行を開設するメリットは9つあります。
- すべての手続きがスマホ1つで完了する
- 免許証かマイナンバーカードがあれば即日口座開設
- 全国の提携ATMで入出金できる
- 3万円以上の取引なら入出金手数料無料
- 満15歳以上なら口座開設できる
- PayPay銀行Visaデビットカードが自動付帯される
- チャットやLINEで24時間トラブル対応
- トークン採用でセキュリティ面も安心
- PayPay残高の受取手数料無料
手続きがネットで済み、24時間いつでもサポートしてくれるのはネット銀行ならではのメリット。
お金を借りたくなった場合も利便性が高いPayPay銀行カードローンが選べます。
PayPay銀行は口座開設からサービスの利用までスマホ1つで完了
PayPay銀行は、口座開設だけでなく入出金や振込などすべてのサービスを、スマホのみで行なえます。
銀行口座開設の手続きから各種取引において、一般的な銀行との違いを比較してみました。
PayPay銀行と三井住友銀行の違い
PayPay銀行 | 三井住友銀行 | |
---|---|---|
申込方法 |
|
|
必要なもの | 本人確認書類のみ | アプリ:本人確認書類のみ Web:本人確認書類2点 店頭窓口:本人確認書類、印鑑、マイナンバーを確認できる書類 ローン契約機:本人確認書類、印鑑 |
印鑑の有無 | 必要なし | 店頭窓口、ローン契約機は必要 |
口座開設までの時間 | 最短当日 | アプリ:最短当日~1週間 店頭窓口:最短即日 Web・ローン契約機:1週間~2週間 |
スマホでのATM取引 | 可能 | 不可 |
スマホからの振込 | 可能 | 可能 |
PayPay銀行は、他の銀行と比べて手続きの方法が少ないため、迷わずスムーズに利用できます。
PayPay銀行では、キャッシュカードがなくてもスマホアプリがあればATMからお金を引き出せます。
キャッシュカードが入った財布を忘れても、スマホがあればコンビニでお金を用意できるので非常に便利。
スマホのQRコードを使って決済するキャッシュレス決済は、利用金額が2018年から約25倍まで増えています。
※データ参照:キャッシュレス決済の動向整理キャッシュレス決済の増加に伴い、財布を持ち歩かない人や、財布を忘れる人も増えている傾向です。
PayPay銀行で口座開設していれば、いざという時にもすぐ対応できます。
PayPay銀行は最短即日で口座開設できる!免許証かマイナンバーカードがあればOK
PayPay銀行では、最短即日で口座開設できます。
- お金の振込を急いでいる
- 銀行口座が必要なサービスに登録したい
- 給与受け取りのために銀行口座が必要
上記のように、なるべく早く銀行口座を用意したい人に向いています。
PayPay銀行の口座を即日開設する条件は以下の通りです。
- Webから申し込み、「マイナンバーカードの読み取り」を選択して本人確認を完了する
- Webから申し込み、本人確認書類と自分の顔を撮影して送信する
本人確認が素早く済めば、最短即日で口座開設可能です。
マイナンバーカードを持っているなら、カードに内蔵されている情報を読み取って本人確認しましょう。
免許証または健康保険証で申し込む人は、書類提出時に立ち上がるカメラで顔写真を撮影してください。
平日の午前中に申し込みすれば、3~4時間ほどで口座開設できました。
マイナンバーカードは、環境によって正しく情報が読み取れないケースもあります。
マイナンバーカードの読み取りができなかったら、顔写真を撮影して送信してください。
マイナンバーカードと顔写真があれば、最短即日で口座開設できます。
全国のコンビニや提携ATMでいつでも入出金できて便利
PayPay銀行は、提携しているコンビニ・銀行ATMでいつでも入出金できます。
PayPay銀行の入出金ができる提携ATMは以下の通りです。
提携ATM | 取引内容 |
---|---|
セブン銀行ATM |
|
イオン銀行 |
|
ローソン銀行ATM |
|
E-net |
|
ゆうちょ銀行 |
|
三井住友銀行 |
|
上記のATMにキャッシュカードを入れると入出金できます。
SNSを見ていると、「PayPayはネット銀行だから現金のやり取りはできない」と考えている人もいました。
ffさんでPayPay銀行使ってる方いますか?
いまいちよく分かってないんですけど、これって実際には現金は引き出せないけど、ここの口座にあるお金でオンライン送金が出来るってことですか?— はちか🐝🍋 (@hachika___88) August 28, 2022
取引や手続きはWebメインですが、提携ATMを使えば現金のやり取りも可能です。
提携ATMの数は全国で約95,000台あり、コンビニで取引できるためどこに住んでいても便利です。
PayPay銀行には、PayPay銀行が設置した専用のATMがありません。
ATMを利用して現金を引き出す時は、提携ATMを利用しましょう。
毎月1回提携ATMで手数料無料でお得になる
PayPay銀行では、提携ATMの利用時に必要な手数料が条件付きで無料になります。
ATM手数料の無料条件は以下の通りです。
- 毎月1回のみ、最初のATM手数料が無料
- 3万円以上の取引で手数料無料
毎月2回目以降、3万円未満の取引でかかる手数料
提携ATM | 手数料 |
---|---|
セブン銀行 イオン銀行 ローソン銀行 E-net 三井住友銀行 |
165円 |
ゆうちょ銀行 | 330円 |
ATM手数料は、提携している銀行ATMからお金を引き出す、または入金する時にかかる費用です。
例えば、セブン銀行ATMを使って三井住友銀行からお金を引き出すと、110円~330円の手数料がかかります。
毎月5回ATMを利用し、その都度330円の手数料が取られると、手数料だけで1,650円。
PayPay銀行なら、毎回3万円以上引き出せば手数料がかかりません。
こまめに引き出すのではなく、3万円以上まとめて利用しましょう。
もし3万円以下で入出金しても、手数料は165円です。
メガバンクや地方銀行は時間帯によって220円以上かかるケースもあるため、PayPay銀行の手数料は低いと分かります。
PayPay銀行は手数料を抑えやすいので、余計な出費を避けたい人に向いています。
15歳以上なら誰でも口座を開設可能!収入がない無職や子どもでも作れる
PayPay銀行の口座は、満15歳以上であれば誰でも開設可能です。
未成年でも、保護者の同意を得る必要はありません。
【個人口座開設】未成年でも口座開設できますか。
■普通預金口座について
満15歳以上であれば未成年の方でもお申し込みいただけます。引用:PayPay銀行
- 親権者の同意は必要ありません。
- 必ず口座をご利用になるご本人さまが、ご自身のお名前でお申し込みください。
- 親に黙ってバイトを始めたので口座が必要
- 親の同意書が間に合わないほど急いでいる
上記のように、保護者からの同意を得にくい未成年でも問題なく口座開設できます。
PayPay銀行は、収入がなくても口座開設可能です。
収入がない無職や、お年玉の管理をしたい学生など、どのような人でも利用できます。
ただし、申し込みは必ず名義本人が行い、本人のみが利用してください。
15歳未満の子どもは申し込みできないため、乳幼児用の貯金といった用途では利用できません。
キャッシュカードにVisaデビットカードが自動で付帯
PayPay銀行で口座開設すると、キャッシュカードにVisaデビットが自動付帯されます。
デビットカードは、口座に紐付けられた支払い用カードの1種です。
お店やネットショップで利用すると、その場で口座から利用分のお金が引き落とされます。
口座に入っている金額分しか利用できないため、使いすぎる心配もありません。
PayPay銀行Visaデビットカードは、500円利用するごとにPayPayポイントが1ポイント貯まります。
PayPay銀行からお金を引き出して現金払いするより、デビット機能を利用した方がお得です。
デビットカードは自動付帯なので、特別な手続きも必要ありません。
デビット機能も満15歳から利用できるため、クレジットカードの練習としても使えます。
トラブルがあったらLINEやチャットで24時間対応してくれる
PayPay銀行では、24時間チャットでの問い合わせに対応しています。
PayPay銀行の問い合わせ方法は以下の3つです。
チャット | LINE | 電話 | |
---|---|---|---|
対応者 | AIまたはオペレーター | AI | オペレーター |
対応時間 | AI:24時間 オペレーター:9時~17時 |
24時間 | 9時~17時 |
休業日 | AI:なし オペレーター:12月31日~1月3日、5月3日~5月5日 |
なし | 12月31日~1月3日、5月3日~5月5日 |
PayPay銀行への問い合わせは、基本チャットで行われます。
ログイン用の口座番号やパスワードが分かる人は、ログインしてからチャットページにアクセスしましょう。
口座番号や個人情報が分かった状態で問い合わせできるため、スムーズに対応できます。
ログイン情報が分からなくても、チャットで問い合わせ可能です。
それぞれチャットページが違うため、「お問い合わせ」ページからアクセスしてください。
ただし、オペレーターが対応してくれる時間は9時~17時までです。
- チャットの接続が混雑している
- 対応時間を過ぎている
上記に当てはまる時は、チャットが「受付停止中」と表示されて接続できません。
数分経つと接続できるので、しばらく待ちましょう。
急いで解決策を知りたいなら、AIチャットを利用してください。
PayPay銀行では、公式アカウントを追加すればLINEでも問い合わせ可能です。
LINEの問い合わせはAIからの回答なので、AIチャットと同じ回答が返ってきます。
LINEで目当ての回答が得られなかった時は、オペレーターチャットに接続しましょう。
チャットでの問い合わせで解決したかった時は、電話での問い合わせを利用しましょう。
0120-007-410
自動音声が流れたら、電話機の[2]を押してください。
電話の問い合わせは、非常に混雑しています。
土日の11時~14時頃は、比較的混雑が緩和されているものの、繋がりにくい状態が続いています。
平日の15時頃に電話をかけてみたところ、10分以上待っても繋がりませんでした。
どうしても、オペレーターと直接話さなければならないトラブルがあるときのみ使用してください。
不正アクセスやトラブルを防げるトークン採用でセキュリティ面も安心
PayPay銀行では、不正アクセスや不正利用を防ぐため、「トークン」を採用しています。
トークンとは、1度しか利用できないワンタイムパスワードを表示するシステムです。
ワンタイムパスワードを利用すると、銀行口座の不正利用を防げます。
- ワンタイムパスワードの入力画面が表示される
- トークンアプリを起動、またはカード型トークンの「ON」ボタンを押す
- 表示されたワンタイムパスワードを入力する
キャッシュカードが盗まれても、トークンアプリまたはトークンカードがなければ操作できません。
口座開設後、トークンの利用登録を完了すると、PayPay銀行すべての機能を使えます。
PayPay銀行では、以下のタイミングでトークンを使ったワンタイムパスワードが必要です。
- インターネットからの振込
- 振込限度額の変更時
- ログインパスワードの再設定時
トークンは、「トークンアプリ」と「カード型トークン」の2種類があります。
スマホを持っているなら、トークンアプリを利用しましょう。
トークンアプリ内にワンタイムパスワードが表示されるため、出先でも使用可能です。
PayPay銀行のトークンは、カード型もあります。
カードの「ON/OFF」ボタンを押すと、右上に電子番号が表示される仕組みです。
カードは、PayPay銀行口座を開設する時に登録した電話番号に紐付けられています。
カード型トークンを選んだら、キャッシュカードと一緒に郵送されます。
カード型トークンを受け取らなければ手続きを進められません。
即日口座開設をしたい人は、トークンアプリを選択しましょう。
PayPay残高の口座をPayPay銀行にすると受取手数料無料
PayPay残高の受取口座をPayPay銀行にすると、手数料がかかりません。
PayPayでは、チャージしたお金や受け取ったお金を銀行口座に出金する機能があります。
PayPayマネーを出金する際にかかる手数料は以下の通りです。
銀行 | 手数料 |
---|---|
PayPay銀行 | 無料 |
PayPay銀行以外の金融機関 | 100円 |
頻繁にPayPayで金銭のやりとりをする人は、PayPayからの出金回数も多いです。
私はハンドメイドでアクセサリーを作っていて、TwitterやInstagramで依頼を受けています。
SNSで受けた依頼の支払いはPayPayです。
稼いだお金は生活費として使いたいので、銀行口座に出金しています。
銀行口座への出金は、金額に限らず1回100円かかります。
1週間に1回出金したとしても、手数料で400円マイナスです。
PayPay銀行を利用すれば、PayPayマネーの出金時に手数料を気にする必要がありません。
必要な金額だけこまめに出金できるため、必要以上の出費も抑えられます。
PayPay銀行で口座開設するデメリット4つは?詐欺メールにも注意
利便性の高さから口座開設する人の多いPayPay銀行ですが、デメリットもあります。
PayPay銀行を開設するときのデメリットは以下の通りです。
- 3万円以下の取引では手数料がかかる
- 普通預金の金利が低いため貯金に不向き
- 有人サポートは17時までしか受けられない
- 大事な連絡が埋もれやすい
口座開設後に困らないよう、事前にデメリットもチェックしておきましょう。
3万円以下の取引は手数料がかかる!PayPay銀行は少額ずつのこまめな取り引きは損
PayPay銀行は、3万円以下の取引だと手数料が165円かかります。
PayPay銀行は、銀行オリジナルのATMを設置していません。
例えば三菱UFJ銀行では、様々な場所に設置してある銀行オリジナルATMなら、8:45~21:00まで無料です。
オリジナルATMがないPayPay銀行は、提携ATMを利用しなければなりません。
PayPay銀行で毎月初回以外、手数料を無料にするには3万円以上取引する必要があります。
「1万円だけ引き出したい」「手元の5,000円を入金したい」といったこまめな取引では手数料が必要です。
1度の取引金額が少なくなりがちな学生は、手数料が無駄に感じるかもしれません。
可能な限り手数料をかけたくなければ、3万円以上での取引を心がけてください。
ゆうちょ銀行ATMでは手数料が330円かかるため、セブン銀行やローソン銀行といったコンビニATMを利用しましょう。
PayPay銀行は普通預金の金利が低いので貯金に向いていない
PayPay銀行は、普通預金の金利が低めに設定されています。
PayPay銀行にお金を預けていると、預金金額に合わせて利息がもらえます。
PayPay銀行の普通預金金利は0.001%です。
例えばPayPay銀行に100万円預けていると、1年間で1,000円の利息が付きます。
銀行から付与される利息なので、口座にお金を貯めているだけでお得です。
しかし普通預金の利息は、定期預金より低いのがデメリット。
定期預金の方が高金利なので、効率的に利息でお金を増やせます。
普通預金 | 定期預金 | |
---|---|---|
普通預金金利 | 0.001% | 0.02% |
預金金額 | 100万円 | 100万円 |
もらえる利息 | 1,000円 | 20,000円 |
貯金目的なら、金利が高い定期預金を利用しましょう。
PayPay銀行の定期預金は、口座開設後にマイページから申し込みできます。
24時間のチャットサポートはAIのみ!有人サポートは17時までなので利用しにくい
PayPay銀行の有人サポートは、17時までしか受けられません。
24時間対応しているのはAIのチャットまたはLINEのみ。
AIへの問い合わせで解決しなかった問題は、有人サポートを受けられる時間帯に問い合わせる必要があります。
コールセンター:9時~17時
スタッフに直接問い合わせできるのは17時までで、昼間に仕事がある社会人は問い合わせしにくいのがデメリット。
土日も問い合わせできるものの、連絡が集中するため繋がりにくいです。
特にコールセンターへの問い合わせは、いつ電話しても10~15分以上待たなければなりません。
9時~17時の間で、時間に余裕があるタイミングでないと問い合わせが難しいです。
銀行口座に関する問い合わせは多額のお金が関わるため、できるだけ早く解決したいもの。
とはいえ店舗がないPayPay銀行では、チャットまたは電話で解決する必要があります。
PayPay銀行への問い合わせは、まずAIチャットで解決しないか試してください。
AIチャットで求めている回答が得られなかった時は、有人チャットへ接続を試みましょう。
チャットでの質問なら、土日でも比較的すぐ対応してもらえます。
文章で説明するのが苦手な人や、チャットで解決しなかった人は、コールセンターへ電話してください。
PayPay銀行を騙る迷惑メールが多いので大事な連絡が埋もれやすい
最近PayPay銀行を騙る悪質な迷惑メールが増えており、大切なメールに気付きにくいトラブルが起きています。
PayPay銀行、メールの数が多すぎる。
どうでもいい内容なのか、本当に大切な内容なのか分かりにくいからやめてほしい。
詐欺メールもあるみたいだし。
URLをクリックさせるようなメールだけど、PayPay銀行のメールにはそういうのないはずだし。
毎回気付いて削除してるけど、気付かず情報抜かれてる人多いんじゃないの?
参照:twitter
PayPay銀行では、基本郵送物を送りません。
メールでしか連絡しないPayPay銀行の特性を逆手に取り、詐欺メールが横行しています。
PayPay銀行からの正しいメールか、詐欺メールかを見極めましょう。
よくあるPayPay銀行の詐欺メールは以下の通りです。
・「不正利用を検知したためSMS認証してください」とSMSメールが届く
・「PayPayアカウントを停止する。継続したい場合は手続きをしてください」とメールが届く
いずれもメール内にURLが書かれており、アクセスして情報を入力すると騙し取られてしまいます。
詐欺メールは無視するべきですが、PayPay銀行からの大切な連絡も「詐欺メールだ」と勘違いして、確認が遅れるトラブルも。
詐欺メールに引っかからないために、チェックしたいポイントは以下の通りです。
- メールに記載されたURLを開かない
- メールに記載された情報が本当か、PayPayの公式サイトやアプリで調べる
- URLを開いたら、ドメインが正しいかを確認する
PayPay銀行では、メールに記載されているURLからはログインさせません。
本物のPayPay銀行は、お知らせページに飛ぶか、トップページに飛ばされます。
メールに記載されたURLをクリックしてログイン画面が開いたら、詐欺だと思いましょう。
URLをクリックする前に、ドメインが正しいかを確認してください。
PayPay銀行で利用しているドメインは、以下の4つです。
- https://www.paypay-bank.co.jp/
- https://www.japannetbank.co.jp/
- https://login.paypay-bank.co.jp/
- https://login.japannetbank.co.jp/
PayPay銀行で口座開設する手続きの詳細まとめ!申し込みは24時間いつでもOK
PayPay銀行で口座開設したい人は、ネットから申し込みましょう。
申し込み自体はとても簡単で、手続きは15分ほどですぐに完了します。
PayPay銀行の口座申込は24時間いつでもでき、土日も可能です。
自分の都合に合わせて、15分ほど時間が取れるタイミングで申し込みましょう。
- スマートフォン
- メールアドレス
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証)
PayPay銀行Webサイトにアクセスし、「口座を開設する」をタップしてください。
必要な書類と大まかな流れが記載されているので確認し、「口座開設を申し込む」をタップ。
フォームが表示されるため、PayPay銀行に登録したいメールアドレスを入力してください。
キャリアメールでも問題ないため、自分がよく確認するメールアドレスを登録しましょう。
フォームに入力したメールアドレス宛に、口座登録用URLが届きます。
メールに記載されたURLをタップして、口座登録画面にアクセスしてください。
口座登録用URLは、フォームにアドレスを入力したらすぐ届きます。
メールが届いていない人は、迷惑メールボックスも確認してみましょう。
勝手に迷惑メールとして振り分けられるケースもあります。
迷惑メールボックスにも入っておらず、5分ほど経ってもメールが届かないなら、アドレスを間違えている可能性が高いです。
アドレスを間違えていないか確認した上で、再度メールアドレスをフォームに入力しましょう。
口座登録URLにアクセスしたら、必要事項をすべて入力してください。
「必須」と書かれた項目は、入力しなければ先に進めません。
申込情報が間違わないよう、気を付けて入力しましょう。
PayPay銀行口座開設でよくあるミスは以下の通りです。
-
- 誕生日を間違える
-
- 住所を間違える
- 電話番号を間違える
数字を入力する項目でのミスが多い傾向です。
誕生日や住所は、本人確認書類と照らし合わせてチェックされる項目。
ケアレスミスでも間違えていると、虚偽申し込みと判断され、口座開設できない可能性もあります。
入力完了したら、必ず見直ししてミスがないか確認しましょう。
必要情報の入力が完了したら、本人確認書類を送信します。
Webサイト内でカメラが起動するので、その場で撮影してください。
マイナンバーカードの人は、カードに内蔵された情報を読み取って送信できます。
マイナンバーカードのICチップに保存された「署名用電子証明書」を読み取って、個人認証する方法です。
Webサイト内で読み取りでき、スムーズに本人認証が完了します。
カードの表面と裏面を撮影するだけで、登録完了です。
マイナンバーカードの電子証明書は、読み取りにくいケースもあります。
試してみたところ、何度撮影しても電子証明書が読み取れなかった人もいました。
1~2回試して電子証明書を読み取れなかったら、顔写真を登録する方法に切り替えましょう。
免許証、または電子証明書を読み取れなかったマイナンバーカードの人は、「本人確認書類撮影と自撮り」を選びましょう。
画面の指示に従って、カードの表面、裏面、厚みを撮影します。
次に「顔写真と動画」を選択して、自分の顔を撮影してください。
顔正面の撮影と、首を動かした動画の撮影を行います。
本人確認書類の写真と、自分の顔写真を送信すれば手続完了です。
顔写真を撮りたくない場合
どうしても顔写真を撮影したくない人は、本人確認書類の撮影のみで手続きを進めましょう。
本人確認書類を撮影したら、「郵送」を選択してください。
登録した住所に書類が届くので、必要事項を記入してPayPay銀行に送り返してください。
書類が受理されると、本人確認完了です。
顔写真なしでの手続きは、口座開設に5日~1週間以上かかります。
即日口座開設したい人は、顔写真の撮影を選んでください。
申込情報と本人確認書類の確認が取れたら、利用開始のメールが届きます。
メールに記載されている「支店名」と「口座番号」を確認してください。
PayPay銀行の支店名は、自動で決定します。
各店の口座がいっぱいになると次の店名に移る仕組みです。
支店名は「すずめ」「うぐいす」など鳥の名前が振り分けられています。
不正利用を防ぐため、トークンに登録しましょう。
トークンアプリをダウンロードしたら、PayPay銀行の口座番号とパスワードを入力してログインしてください。
ログインしたら登録完了で、PayPay銀行すべての機能が使えます。
口座開設からトークンアプリの登録まで一定期間が空くと、キャッシュカードに記載された「初期設定番号」が必要です。
手続きが面倒になるので、早めに済ませてください。
トークンの登録が終わったら、PayPay銀行の口座開設が完了します。
スマホアプリまたはWebから、サービスを利用してください。
PayPay銀行は口座開設で最大600円分のポイントがもらえる!お得なキャンペーンを狙って申し込もう
PayPay銀行では、口座開設時にポイントがもらえるキャンペーンを行っています。
常設されているキャンペーンと、期間限定のお得なキャンペーンがあります。
口座開設から1,000円以上、Visaデビットカードを使って買い物すると、毎月100円分のポイントプレゼント!
ポイント付与は6ヶ月間で、最大600ポイントもらえます。
PayPay銀行では、いつ申し込んでも最大600ポイントもらえるキャンペーンが実施中。
毎月Visaデビットカードを使うだけなので、条件クリアも難しくありません。
よりお得に口座開設するなら期間限定キャンペーンを狙う
PayPay銀行は期間限定で、さらにお得なキャンペーンを実施しています。
以前実施されていたキャンペーンの例は以下の通りです。
実施期間 | キャンペーン内容 |
---|---|
2022年7月15日~9月30日 |
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2021年7月12日~7月25日 |
|
高額ポイントをゲットするチャンスなので、キャンペーン実施中に申し込みしましょう。
PayPay銀行の口座開設キャンペーンは、夏頃に実施されるケースが多いです。
PayPay銀行の口座開設ができない理由は?本人確認書類を必ず準備しよう
PayPay銀行では、口座開設できないケースがあります。
PayPay銀行は、収入がない高校生でも保護者の同意なく口座を作れる銀行です。
「学生だから」「無職だから」といった理由で、口座開設を断られません。
PayPay銀行で口座開設できない原因は主に以下の2つです。
- 本人確認ができない
- すでにPayPay銀行の口座を持っている
申し込み段階で本人確認ができないとPayPay銀行は口座開設を断られる
PayPay銀行は、申込時に本人確認が取れないと口座開設できません。
「本人が申し込んだ」と確認できないと、不正利用される可能性が高いからです。
口座開設において、本人確認が失敗するケースは以下の通り。
- 本人確認書類の撮影時に鮮明な写真が撮れなかった
- 顔写真撮影時にマスクや帽子をしていた
- 郵送での本人確認書類を返送しなかった
よくあるケースが、本人確認書類の撮影失敗です。
スマホのカメラで免許証やマイナンバーカードを撮影すると、照明が反射して文字や顔写真が鮮明に見えません。
撮影時にも注意が出るので、本人確認書類の文字が鮮明に写っているか、必ず確認して提出しましょう。
照明を背にして撮影すると、書類に反射が入りにくいです。
マスクや帽子をした状態で顔写真を撮影すると、正しく本人確認できません。
免許証やマイナンバーカードの顔写真と照合するため、顔が分かりにくいと確認できないからです。
- マスク
- 帽子
- 色付きメガネ
上記のような顔がわかりにくくなるものを外してから、顔写真を撮影しましょう。
本人確認書類や顔写真の撮影が失敗すると、PayPay銀行から再撮影の連絡が来ます。
再撮影しなければ口座開設できないので、連絡が来たらすぐに対応しましょう。
郵送での本人確認を選んだら、PayPay銀行からの書類を確認して対応しなければなりません。
書類に気付かなかったり、返送や手続きを忘れたりすると、口座開設の手続きが止まります。
郵送での申し込みを選んだ人は、口座開設が完了するまでこまめに郵送物を確認してください。
すでにPayPay銀行で口座を持っている人は新しく作れない
申込時点ですでにPayPay銀行の口座を持っている人は、新しく口座を作れません。
PayPay銀行の口座は、1人につき1つまでです。
「ログインできない」「名前が変わった」といった理由で口座を作り直したい人は、PayPay銀行に問い合わせしましょう。
口座の作り直しはできませんが、ログイン情報の確認や登録情報の変更方法を教えてくれます。
PayPay銀行のお問い合わせページにアクセスして、「ログインパスワード・暗証番号の両方を忘れた」をタップしてください。
「手続き早わかりナビ」に自分の状況を入力すると、今取るべき対応が表示されます。
口座を作り変えなくても、マイページから登録情報を変更できます。
ログインしてマイページにアクセスし、情報の変更手続きを行ってください。
ジャパンネット銀行の口座を持っていた人は、PayPay銀行で口座を作れません。
PayPay銀行は、「ジャパンネット銀行」から社名を変更しています。
旧ジャパンネット銀行で作った口座は、利用していなくても自動でPayPay銀行に引き継がれているからです。
旧ジャパンネット銀行で口座を作った人は、ジャパンネット銀行の口座番号とパスワードでログインしてください。
旧ジャパンネット銀行のログイン情報を忘れた人も、PayPay銀行のお問い合わせページから確認できます。