
PayPay銀行カードローンに申し込みたいとき、気になるのは審査難易度です。
「銀行だから審査は厳しい」「PayPayのサービスなら甘い?」と、ネット上では様々な意見を目にします。
審査難易度や審査基準を知っていると、PayPay銀行カードローンが自分に合うか判断しやすいです。
本記事では、PayPay銀行カードローンの審査について以下の内容で分かりやすく紹介。
- PayPay銀行カードローンの審査が厳しいと言われる理由
- PayPay銀行カードローンで審査落ちする理由
- PayPay銀行カードローンの審査に通るコツ
- PayPay銀行カードローンのメリットやデメリット
- PayPay銀行カードローンの申し込みからお金を借りるまでの流れ
- PayPay銀行カードローンの審査に関するよくある質問
PayPay銀行カードローンの審査に落ちる原因や、審査に通るコツも解説します。
審査や商品内容の特徴も紹介するので、他のカードローンと迷っている人は選ぶときの参考にしましょう。
PayPay銀行カードローンの基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
金利 | 1.59%~18.0% |
限度額 | 10万円~1,000万円 |
申込条件 | ・年齢20歳以上70歳未満 ・安定収入がある ・PayPay銀行普通預金口座を持っている(カードローンと同時申込可) ・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる |
融資時間 | 最短翌営業日以降 |
初回契約特典 | ・初回利用日から30日間無利息 ・新規契約で現金1,500円プレゼント |
PayPay銀行カードローンの審査が厳しいと言われる理由は?
PayPay銀行カードローンの審査は厳しいと評判がある理由は、主に以下の3つです。
- 在籍確認は勤務先への電話連絡で行う
- 仮審査のあと、本審査の結果がすぐに出ない
- PayPay銀行と保証会社の両方で審査がある
PayPay銀行カードローンの審査は厳格で、勤務先への在籍確認は電話で実施されます。
審査は1回で終わらず、仮審査と本審査に二段階に分かれているのも特徴。
PayPay銀行だけでなく保証会社の審査もあるため、2つの審査基準をクリアしなければなりません。
大手消費者金融との違いも含めてPayPay銀行カードローンの審査が厳しいと言われる理由を知り、申し込むか判断しましょう。
在籍確認は勤務先への電話連絡が必須だから厳しいと感じやすい
PayPay銀行カードローンは、公式サイト内で勤務先への電話連絡を行うと明言しています。
在籍確認は申込時に申告した勤務先で本当に働いているか確認し、収入の裏付けを取る目的の審査です。
実施方法は電話または書類の確認で、電話以外の方法も認められています。
PayPay銀行カードローンでは、PayPay銀行に口座を持っていて取引がある人でも、勤務先への電話連絡が避けられません。
大手消費者金融カードローンは、軒並み原則として勤務先への電話連絡なしを打ち出しているため、審査が厳しいと感じやすいです。
原則として勤務先への電話連絡なしのカードローン会社は以下の通り。
- プロミス
- SMBCモビット
- アコム
- アイフル
- レイク
同僚が電話に出るのを避けたい人は、申込後早い段階でPayPay銀行コンシューマーローンセンターに相談しましょう。
電話をかける時間帯が指定できれば、自分で電話対応できるため言い訳を考えずに済みます。
PayPay銀行に限らず、ネット銀行のカードローンは原則として電話で在籍確認を行うのが一般的です。
カードローン名 | 対応内容 |
---|---|
住信SBIネット銀行カードローン | ・電話番号を通知し、担当者個人名で電話 ・在籍が確認できないときは申し込みを取り下げ |
auじぶん銀行カードローン | 基本的に銀行名を名乗るが、希望があれば個人名も可 ・事前相談ができる |
オリックス銀行カードローン | 審査完了後に、勤務先に在籍確認を実施 |
銀行カードローンは、申込者の安定収入の有無を慎重に調べる傾向にあります。
申込者がどのような人か分からないため、申込フォームの自己申告だけでは本当に勤務していると確定できないためです。
勤務先に電話をかけて在籍が確認できれば、今現在も働いている証明になります。
同僚が電話に出ても、カードローンの審査だと告げることはなく、2~3往復程度の会話で終わるケースが多いです。
同僚が在籍確認の電話に出たときの会話例は以下の通り。
銀行担当者「PayPay銀行の〇〇と申します。△△様はいらっしゃいますか?」
同僚「△△はただいま席を外しております。」
銀行担当者「かしこまりました、ご本人様に直接連絡いたします。」
上記のケースでは、本人が不在でも会社での在籍が確認できるため無事完了となります。
短い会話で終わるため、気負わず審査に挑みましょう。
銀行はローン以外の業務も行っているので、「口座開設の案内」「営業」などの言い訳をすればカードローンの申し込身と知られる可能性は低いです。
どうしても勤務先への電話を避けたい人は、大手消費者金融カードローンへの申し込みましょう。
仮審査後に本審査があり結果が出るのは翌営業日以降
PayPay銀行カードローンの審査は、仮審査と本審査が明確に分かれています。
仮審査は最短60分で完了し、審査結果の連絡後に本審査がスタート。
本審査は時間をかけて厳格に行われ、結果が出るのは最短当日です。
ただし審査状況や書類の提出状況によって時間がかかるケースも。
それぞれの審査結果は銀行の営業時間中にメールで届くため、見落とさないようこまめにチェックしましょう。
PayPay銀行の営業時間は以下の通りです。
営業時間:平日9時~17時
休業日:土日祝日、12月31日~1月3日
PayPay銀行は土日祝日が休業日となるため、金曜の夜に申し込むと月曜までは連絡がありません。
休業日明けは、審査が始まっていない申込者を順に処理していくため、仮審査結果が届くまで時間がかかりがちです。
少なくとも申込当日中に審査は完了しないため、即日融資を希望する人は大手消費者金融カードローンを選びましょう。
独自に集めた口コミでは、審査スピードに関して早かったと感じる人が多数で「遅い」との評判はありませんでした。
審査が早く、手続きも簡単だった
時間が結構かかると思っていましたが、簡単に思っていたより早く対応されていたので良かったです。満足です。
実際に利用した人の口コミによると、審査の早さは満足度が高いです。
銀行カードローンでなるべく早く借りたい人は、PayPay銀行カードローンへの申し込みを検討しましょう。
PayPay銀行と保証会社両方の審査基準をクリアする必要がある
PayPay銀行カードローンは、PayPay銀行に加えて保証会社の独自基準もクリアしなければ審査に通りません。
例えばPayPay銀行の基準では審査に通過しても、保証会社の基準に満たない人は審査落ちします。
保証会社とは、返済不能な状態になったとき、契約者に代わって銀行にお金を返済する会社です。
契約者が返済不能になると損失が出るため、「万が一のときに保証できるか」との基準からPayPay銀行とは異なった基準で審査を実施します。
大手消費者金融カードローンは、自社の審査のみ通過すれば借り入れ可能です。
2社の審査をクリアしなければならないPayPay銀行カードローンの審査は、厳しいと言えます。
安定収入を得ているなら、一度PayPay銀行カードローンの審査を受けてみましょう。
PayPay銀行カードローンの保証会社は、SMBCコンシューマーファイナンスです。
大手消費者金融カードローンのプロミスを運営し、多くの銀行カードローンで保証会社となっています。
プロミスとは審査基準が異なるため、プロミスの契約者であってもPayPay銀行カードロ-ンでは審査落ちする可能性も。
審査落ちしても、どちらの基準に満たずに落ちたかは明らかになりません。
PayPay銀行カードローンで審査落ちする人の特徴と原因
PayPay銀行カードローンで審査落ちする人には、以下の特徴や原因があります。
- 在籍確認ができなかった
- 信用情報に傷があった
- 同じ保証会社のローンで過去にトラブルがあった
在籍確認が取れないと、収入があると証明できないため審査落ちします。
信用情報に過去の返済遅延や債務整理の情報が残っていると、契約しても期日までに返済できない可能性がある人だと判断され審査落ちするケースも。
過去にSMBCコンシューマーファイナンスが関わるローンでトラブルを起こした人は、社内に残る情報から審査落ちする可能性が高いです。
時間の経過を待つだけで、審査落ちの原因が解決するケースもあります。
審査落ちが心配な人は、3つの項目に当てはまっていないか詳細を確認しましょう。
電話で勤務先での在籍が確認できなかった
いつまでも在籍確認できない状態が続くと、審査落ちまたは申し込みの取り下げとなります。
在籍確認は、返済能力調査で欠かせない項目の1つです。
勤務先での在籍が確認できないと、収入があるとは認められず返済能力がないと判断されます。
在籍確認が失敗に終わるのは、以下のときです。
- 電話に誰も出ない、または繋がらない
- 電話での応対で在籍が確認できない
電話に誰も出ないときは、申込者が本当に働いているのか確認できません。
勤務先がWeb上に情報がない零細企業で、電話も繋がらないときは事業所の存在が疑われるケースも。
以下のときは、事前にPayPay銀行のローンセンターに相談しましょう。
- 電話に出られる時間帯が限られている
- リモートワーク中心で社員がなかなか電話に対応できない
事前に相談すれば。電話対応できる時間や申込者が出社している日に連絡を入れてもらえる可能性もあります。
勤務先で誰かが電話に出ても、在籍確認が失敗するケースもあります。
在籍確認に失敗する応対の例は以下の通りです。
- 分かりかねます。
- 〇〇という者はおりません。
- 個人情報保護のため個人への取り次ぎはいたしかねます。
審査担当者が電話をかけたとき、上記いずれも対応でも申込者が会社に在籍していると分かりません。
大きい会社の大代表電話番号で申し込むと、電話を取った人が申込者を把握しておらず在籍確認が成立しない可能性も。
「席を外しております」なら在籍していると分かりますが、「分かりかねます」「おりません」との回答では申告した勤務先で働いていないと判断されます。
申込フォームの電話番号には、大代表ではなく所属先に直接つながる電話番号を入力すると在籍確認が失敗しにくいです。
個人情報保護が厳しい会社では、個人宛の電話が取り次げない可能性もあります。
ローンセンターに電話し、電話以外の方法で在籍確認が取れないか相談しましょう。
信用情報に返済遅延や過去の金融事故情報が残っている
信用情報に金融事故情報が残っていると、PayPay銀行カードローンに限らず審査落ちしやすいです。
信用情報機関には、ローンやクレジットカードの支払状況や過去の債務整理履歴を客観的に表した記録である、信用情報が保管されています。
PayPay銀行が加盟している信用情報機関はJICC(日本信用情報機構)で、審査のときは必ず信用情報の照会を実施しなければいけません。
以下の情報があれば審査に影響する可能性は高いです。
項目 | 詳細 | 保管期限 |
---|---|---|
延滞 | 期限から3ヶ月以上入金がない状態 | 延滞期間中 |
延滞解消 | 上記の延滞が解消された状態 | 解消から5年 |
債務整理 | 裁判所を介さない債務整理も信用情報には残る | 契約終了から5年 |
カード強制解約 | 長期延滞や規約違反で金融機関側から強制的に解約された契約 | 発生から5年 |
参照元:JICC
上記はいずれも「異動」と呼ばれるステータスで、保管期限はトラブルの解消から5年間です。
異動が記録されている間は、PayPay銀行に限らずカードローンやクレジットカード全般の新規契約が難しい状態。
現在進行形で延滞中の人は、審査に通る可能性は限りなく低いです。
信用情報は希望しても消せず、保管期限が終了して情報が削除されるまで待つしかありません。
ローンやクレジットカードでトラブルを起こした経験がある人は、解決から5年以上経過するのを待ってPayPay銀行カードローンに申し込みましょう。
同じ保証会社のカードローンで過去に問題を起こした経験がある
SMBCコンシューマーファイナンス保証の金融商品で過去に問題を起こした人は、PayPay銀行カードローンの審査に通りにくい状態です。
信用情報の保管期限が切れた後でも、問題を起こした人の情報は要注意人物として社内に残り続けている可能性があります。
過去に返済トラブルを起こしたカードローンがあるなら、当時の保証会社を確認しましょう。
SMBCコンシューマーファイナンスが保証しているカードローンの例は以下の通りです。
- プロミス
- 三井住友銀行のカードローン
- 住信SBIネット銀行カードローン
- 横浜銀行カードローン
- 福岡銀行カードローン
- 京都銀行カードローン<ダイレクト>
- 東北銀行カードローン
SMBCコンシューマーファイナンスは、上記の他にも多数の地方銀行カードローンで保証を担当しています。
系列グル-プまで範囲を広げると、三井住友カードやSMBCモビットでも情報を共有している可能性も。
SMBCグループでトラブル経験がある人は、別の保証会社が付くカードローンに申し込みましょう。
PayPay銀行カードローンの審査に通るためのコツ
PayPay銀行カードローンの審査に通る可能性を少しでも上げたい人は、以下のコツを押さえましょう。
- 毎月一定の収入が必要
- 他社借入は少ないほど有利
- 審査結果が出るまで他のカードローンへの申し込みは控える
- 再申し込みするときは半年以上空ける
返済能力の審査では、年収の多さよりも毎月継続して収入を得ているかが重視されます。
他社借入が多い人は、申し込み前に件数と金額ともに減らしてから申し込みましょう。
本審査の結果待ちをしている間は、焦って他のカードローンに申し込むと審査落ちの原因となります。
一度審査に落ちている人は、すぐに申し込まず半年は期間を空けましょう。
年収の多さより安定継続する収入の有無が重視される
返済能力の審査では、高年収より安定収入の有無が重視されます。
安定収入とは、毎月一定の収入を得続けている状態です。
カードローンの返済は長期間に及ぶため、毎月遅延なく返済を続けられると認められれば審査通過の可能性は高まります。
職業がアルバイトで月収が少なくても、勤続年数が長く毎月一定のシフトに入っているなら安定収入があると判断可能です。
PayPay銀行カードローンの1秒診断では、年収20万円(月収約17,000円)以上で契約できる可能性があるとの結果が出ました。
収入が低くても審査で年収に応じた限度額が設定されるため、収入が安定しているならPayPay銀行カードローンに申し込みましょう。
年収がどれだけ高くても、収入が安定していなければ審査に落ちる可能性があります。
以下に当てはまる人は審査で不利になりやすいです。
- 職場を転々として勤続年数が1年未満
- 個人事業主で月収が0円の月もある
勤続年数が短いと今後仕事を辞める可能性もあると不安視され、収入の安定性で評価が低くなる可能性もあります。
転職直前の人は、現在の勤務先を退職する前に申し込みを済ませたほうが安定収入があると認められやすいです。
個人事業主で審査に通りにくい収入形態の人は、ビジネスローンやファクタリングも選択肢に入れましょう。
他社借入がある人はできるだけ減らした状態で申し込む
他社借入がある人は、できるだけ件数と金額をともに減らした状態で申し込みましょう。
借入限度額は、今ある借り入れと希望額の合計が2分の1~3分の1程度が上限です。
今ある借入金額が大きいと、審査に通っても限度額は低く抑えられます。
借入件数が多い人は、残高が少ない借り入れを完済させたり、他の借り入れにまとめたりしましょう。
例えば借入件数が今3件あるなら、以下の手続きを行うと借入件数を2件に減らせます。
- 借入額が最も少ないローンの借入残高を把握する
- 借入額が最も少ないローンが完済できる金額を別のローンで追加借り入れする
- 借りたお金でローンを完済したら解約する
JICCの統計情報では、他社借入件数が3件を超える人は借入残高がある人のうち15%以下です。
他社借入件数の分布
1人あたりの借入件数 | 割合 |
---|---|
1件 | 63.0% |
2件 | 22.8% |
3件 | 9.3% |
4件 | 3.5% |
5件以上 | 1.4% |
参照元:JICC
現在2件借りている人は、PayPay銀行カードローンの審査に通ると3社目となります。
借入件数が多いほど返済不能に陥りやすい傾向で、多重債務リスクも高いと判断されやすいです。
返済を進めて不要なカードローン契約を早めに解約すれば、返済実績が積めて審査でプラス評価になる可能性もあります。
今ある借り入れがすべて把握できていない人は、信用情報照会を行って現状の把握から始めましょう。
信用情報の紹介は信用情報機関の公式サイトや郵送で行えます。
審査結果を待つ間に他のカードローンに申し込まない
PayPay銀行カードローンの審査結果を待つ間に他のカードローンに申し込むと、以下の原因から審査落ちの原因になる可能性があります。
- どちらも審査に通過すると総量規制を超える
- 返済不能になるリスクが高まる
総量規制とは、利用者の借り過ぎを防ぐための貸金業法での決まりです。
借入総額を年収の3分の1以内におさめる義務があり、カードローン会社は総量規制を超える貸し付けが禁止されています。(※おまとめローンなど例外商品を除く)
銀行カードローンは総量規制対象外ですが、近年は各銀行独自で同等の規制を実施。
PayPay銀行カードローンも例外ではなく、他社借入と年収に基づいて限度額を厳しく制限しています。
複数のカードローンに申し込むと、それぞれの限度額の合計が総量規制を超える可能性があります。
例えば年収300万円の人が希望額60万円で2社に申し込み、どちらも審査に通過すると総量規制オーバーです。
公式サイト内にある1秒診断の結果から、PayPay銀行カードローンの借入総額の上限は年収の2分の1までと考えられます。
自主規制の範囲内におさまっても、一度に複数の申し込みをすると多重債務リスクがあると判断される可能性も。
急に多額のお金が必要になり、限度額いっぱいまで借りて踏み倒す恐れがあると思われるため、審査上不利です。
カードローンの申し込みは一度に行わず、PayPay銀行カードローンに絞って申し込み、結果が出るのを待ちましょう。
一度審査落ちしている人は半年以上空けて再度申し込む
PayPay銀行カードローンの審査に落ちた経験がある人は、再度申し込むなら前回から半年以上は空けましょう。
期間を空けずに再申し込んでも、審査落ちの原因は解消できず同じ結果が出ます。
審査落ちの履歴は信用情報機関に6ヶ月間残るため、度重なる審査落ちは他のカードローン審査でも悪影響です。
PayPay銀行カードローンは、SMBCコンシューマーファイナンスも審査に参加します。
審査落ちして別のカードローンに申し込むなら、保証会社が違う金融機関を選びましょう。
審査落ちの履歴が消えるまでに、以下を意識すると審査通過の可能性を上げられます。
- 勤続年数を伸ばす
- 転職して正社員になる
- 他社借入を減らす
今の勤務先で引き続き働いて少なくとも6ヶ月まで勤続年数を伸ばすと、前回より評価がプラスになります。
アルバイト勤務だった人が収入の安定した正社員になると、勤続年数は短くなるものの安定収入があると認められやすいです。
他社借入がある人は、使わないカードローン契約は解約して新たな借り入れを控えましょう。
PayPay銀行カードローンでお金を借りるメリットは5つ
数ある借入先の中からPayPay銀行カードローンを選ぶメリットは5つあります。
- 新規契約特典の条件が達成しやすく豪華
- 無利息期間はお金を借りるまでスタートしない
- スマホATM取引に対応している
- アルバイトも申し込める銀行カードローン
- 郵送物なしで契約可能
PayPay銀行カードローンは、新規契約で現金プレゼント特典の適用を受けられるのが大きなメリット。
無利息期間も用意され、初めてお金を借りた日から30日間適用されます。
ローンカードなしで現金取引ができる、スマホATM取引に対応しているのも便利です。
審査が厳しくなりがちな銀行カードローンで、アルバイトの申し込みも可能と明記しているのも魅力。
PayPay銀行カードローンのメリットを確認して自分に合っていると判断した人は、申し込んで審査を受けましょう。
新規契約特典の現金プレゼントは付与条件を達成しやすい
PayPay銀行カードローンは、新規契約するだけで最大1,500円の現金プレゼントが受け取れます。
新規契約特典の内容は以下の通りです。
付与条件 | プレゼント金額 |
---|---|
契約限度額50万円以下 | 1,000円 |
契約限度額50万円超 | 1,500円 |
契約限度額ごとにプレゼント金額が異なるものの、お金を借りず契約だけした人も受取対象です。
申請やエントリーは不要で、契約の翌々月下旬にPayPay銀行普通預金口座へ自動入金されます。
プレゼント条件が契約のみとなるため、特典目的で契約したい人でも利用しやすいです。
新規契約特典には、契約翌月末までの合計借入額に応じた現金プレゼントもあります。
借入金額合計 | プレゼント金額 |
---|---|
10万円以上50万円未満 | 500円 |
50万円以上00万円未満 | 1,000円 |
100万円以上150万円未満 | 5,000円 |
150万円以上300万円未満 | 7,000円 |
300万円 | 1万円 |
例えば100万円借りた人は、2つの現金プレゼントで合計6,500円受け取れます。
借入残高ではなく借入金額の合計をカウントするため、お金を借りてすぐに完済したときも特典の受取対象です。
早期完済すると、お金を借りただけで利息以上の現金プレゼントが受け取れます。
「給料日まで数日間だけお金を借りて乗り切りたい」「来月のボーナスで全額返済できる」といった人は特にメリットが大きいので、利用を検討しましょう。
30日間無利息は初回借入日にスタート
PayPay銀行カードローンには、銀行では珍しく30日の無利息期間が用意されています。
無利息期間は一定の期間利息が発生しない、新規契約者向けのサービスです。
無利息期間のスタートは初回借入日のため、契約後急いでお金を借りなくても無利息になる日数は変わりません。
大手消費者金融カードローンをはじめとした無利息期間特典は、多くが契約の翌日から始まります。
「来月使うかも」「契約だけしておきたい」といったときは、利用しないまま特典期間が終了するケースも。
急ぎでお金を借りる必要がないときは、初回契約日ではなく初回借入日から無利息期間が始まるPayPay銀行カードローンを選びましょう。
スマホATM取引に対応していて提携ATMの取引手数料はいつでも無料
PayPay銀行カードローンは、スマホATM取引が利用できます。
スマホATM取引とは、プラスチックカードを使わずスマホアプリでATMを操作できる機能です。
カードの代わりに、スマホアプリでQRコードを読み取ってATMを操作します。
PayPay銀行アプリは、セブン銀行ATMとローソン銀行ATMのスマホATM取引に対応。
借り入れも返済もATM取引手数料は無料のため、余計な費用をかけずすぐに現金で必要なお金を借りられます。
一般的にATM手数料は取引金額に応じて110円~220円必要です。
220円の取引を5回行うと1,100円かかる計算で、何度も借り入れや返済を行うと負担になる可能性もあります。
手数料を気にせず取引したい人は、PayPay銀行カードローンを利用しましょう。
スマホATM取引は、カードローンの契約直後から利用可能です。
PayPay銀行の普通預金口座開設から始める人でも、キャッシュカードの到着を待たずすぐに利用できます。
キャッシュレス決済のPayPayアプリにもスマホATM機能はありますが、カードローン取引はできません。
スマホATM取引は1つのアプリでしか利用できないため、初期設定は必ずPayPay銀行アプリで行いましょう。
アルバイトでも申し込めると明記している
PayPay銀行カードローンは、公式サイトで大きく「主婦やアルバイトの申し込みもOK」と明示しています。
正社員ではないけれど銀行でお金を借りたい人でも、申し込みやすいカードローンです。
銀行カードローンでは、パートやアルバイトが申し込めないケースも少なくありません。
「年収200万円以上」「勤続1年以上」といった条件が付く金融機関もあります。
PayPay銀行カードローンは勤続年数や雇用形態の縛りがなく、申込条件はさほど厳しくありません。
毎月継続して収入を得ているなら、短時間アルバイトでも十分審査に通る可能性はあります。
年収が少なくて自信がない人や、アルバイトだから審査が不安だと感じている人は、PayPay銀行カードローンに申し込みましょう。
契約時にローンカードや書類の郵送物がない
PayPay銀行カードローンは、契約時にローンに関する書類や郵送物がありません。
銀行口座の開設から始めたときのみ、後日キャッシュカードが郵送されます。
ローンカードはなく、キャッシュカードでカードローン取引が可能です。
契約書類やローンカードをうっかり見られる心配がないため、同居家族や友人にカードローン契約がバレたくない人に向いています。
独自に集めた口コミでも、バレずに借りられたとの意見が複数ありました。
全く問題なくお金が借りられた。
誰にもバレずに話を進められて助かった。
金利が少し高いのでやや不満ではある
誰にもバレずにすぐ借りれた
キャッシュカードを持ち歩かなくても、PayPay銀行アプリを入れておけばコンビニATMで取引できるのも嬉しいポイント。
出先でキャッシュカードが手元にないときでも、すぐに近くのコンビニで必要なお金を借りられます。
周囲に契約がバレにくく、利便性が高いカードローンを利用したい人はPayPay銀行カードローンに申し込みましょう。
PayPay銀行カードローンのデメリットや注意点
PayPay銀行カードローンには、メリットだけでなく以下のデメリットもあります。
- 限度額が低いと金利が高め
- PayPay銀行の口座開設が必要
- 本審査完了は最短当日だが即日融資可能とは限らない
PayPay銀行カードローンの上限金利は、銀行にしては高めの18.0%です。
審査で決まる限度額が低額だと、金利は消費者金融カードローンと同じ水準で大きなメリットはありません。
申し込みにはPayPay銀行の口座開設が必要で、返済や振込融資も開設した口座を利用します。
仮審査は最短60分、本審査は最短当日と比較的早く結果が分かるものの、即日融資可能とする記載はありません。
今すぐお金が必要なときや、新しく銀行口座を作りたくない人は他のカードローンも検討しましょう。
限度額100万円以下の上限金利は消費者金融並み
PayPay銀行カードローンでは、限度額100万円以下の金利が18.0%と消費者金融並みです。
口コミでも、審査には通ったけれど金利が高いと感じる意見がありました。
審査も思っていたより早く、借りたい金額の9割は希望道理借りることができた。金利はまぁまぁ仕方ないと思う。
金利は限度額ごとに固定されているため、年収が低く100万円以下でしか契約できない人にはデメリットとなります。
PayPay銀行カードローンの金利
限度額 | 金利(年) |
---|---|
100万円未満 | 18.0% |
100万円以上150万円未満 | 15.0% |
150万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上250万円未満 | 10.0% |
250万円以上300万円未満 | 8.0% |
300万円以上400万円未満 | 6.5% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.5% |
600万円以上700万円未満 | 5.0% |
700万円以上800万円未満 | 4.0% |
800万円以上900万円未満 | 3.5% |
900万円以上1,000万円未満 | 3.0% |
1,000万円 | 1.59% |
金利は限度額50~100万円ごとに細かく設定され、限度額が150万円以上200万円未満のときは12.0%と低めの水準まで下がります。
審査で限度額150万円以上を実現するには、少なくとも年収が300万円以上必要です。
年収200万円以下の人は金利18.0%が適用される可能性は高く、利息を抑えたい人の長期利用は不向きと言えます。
しかし無利息期間を活用して短期完済すると、金利の高さは気になりません。
短期間で返済できる人や、ある程度まとまった年収がある人なら利息を抑えて利用可能なので、申し込みを検討しましょう。
PayPay銀行の口座が必要だから未開設だと審査に時間がかかる
PayPay銀行に普通預金口座を持っていない人は、口座開設手続きから必要です。
銀行口座を今以上増やしたくない人には向いていません。
口座開設はカードローンと同時申込が可能なものの、時間や手間が余計にかかる点はデメリットです。
早く口座開設を完了させたい人は、以下いずれかの本人確認書類を用意して手続きを進めましょう。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
上記の書類をスマホで撮影して提出すると、最短即日で口座開設手続きが完了します。
開設した口座は返済時の自動引き落とし口座となるため、毎月入金が必要です。
メインバンクが他金融機関で入金を忘れそうな人は、手数料無料の定額自動入金サービスが利用できます。
引き落とし日に間に合うよう、自動で指定金額を他金融機関から送金するため、返済が遅れる心配はありません。
カードローンのために新しく銀行口座を作りたくない人は、他の金融機関を選びましょう。
例えば三井住友銀行のカードローンは、口座開設不要でカードレス契約にも対応しています。
即日融資に対応していない可能性があり土日は審査も実施していない
PayPay銀行カードローンは最短当日中に審査が完了しますが、即日融資可能とする記載はありません。
土日の審査も行っていないため、週末に申し込むと月曜以降にしかお金を借りられません。
急ぎで今日中にお金が必要な人は、他のカードローンが向いています。
どうしても銀行カードローンにこだわるなら、最短当日融資も可能なところを選びましょう。
- 三井住友銀行 カードローン
- auじぶん銀行カードローン
ただし、銀行カードローンは時間単位で急ぐときの融資には向いていません。
土日祝日は銀行休業日で、審査も行っていないため即日融資は不可能です。
今すぐお金が必要な人は、大手消費者金融カードローンに申し込みましょう。
大手消費者金融カードローンであれば、最短3分融資も可能で土日祝日の即日融資にも対応しています。
大手消費者金融カードローンの最短融資時間
カードローン名 | 最短融資時間 | 審査対応時間 |
---|---|---|
プロミス | 最短3分 | 9時~21時 |
SMBCモビット | 最短15分 | |
アイフル | 最短18分 | |
アコム | 最短20分 | |
レイク | Webで最短25分も可能 | 月曜~土曜:9時~21時 日曜:9時~18時 |
いずれも申込完了からの最短時間のため、混雑するときや書類に不備があったときは審査に時間がかかります。
審査対応時間に間に合うよう、余裕を持って申込手続きを進めましょう。
PayPay銀行カードローンの申し込みからお金を借りるまでの流れ
PayPay銀行カードローンの、口座開設から始めたときの申し込みからお金を借りるまでの流れは、以下の通りです。
- Webから口座開設とカードローンを同時申込
- 必要書類をWebからアップロードで提出
- メールで仮審査結果を通知(最短60分)
- 本審査結果通知(最短翌営業日以降)
- PayPay銀行のトークンアプリをダウンロード、初期設定
- 借入可能な状態になる
Webから口座開設とカードローンを同時に申し込んだら必要書類をアップロードで提出し、仮審査結果連絡があるまで待ちましょう。
仮審査に通っていれば本審査が行われ、結果連絡通知があれば設定後に利用可能です。
手続きはスマホで完結でき、郵送手続きが必要ないため簡単に進められます。
審査結果や手続き完了の案内はメールで届くため、見落とさないようチェックしましょう。
審査状況はPayPay銀行アプリからも確認可能です。
用意する必要書類や在籍確認のタイミングについて、事前に確認して準備を進めましょう。
必要書類は事前に用意してから申込手続きを始める
申込手続きを始める前に、必要書類をあらかじめ準備しましょう。
本人確認書類は提出が必須で、スマホから提出できるのは以下2種類の書類に限られます。
提出方法 | 書類 |
---|---|
スマホ送信可能 | ・運転免許証 ・マイナンバーカード |
郵送のみ対応 | 原本をコピーして提出 ・パスポート(所持人記入欄があるもの) ・住民基本台帳カード(顔写真とQRコードの印字があるもの) ・在留カード ・特別永住者証明書 原本を提出 ・印鑑証明書 ・住民票の写し その他 ・各種年金手帳(コピー)+補助資料(原本) 各種福祉手帳(コピー)+補助資料(原本) |
運転免許証やマイナンバーカードがあると、手続きがスマホだけで完結できて簡単です。
他の本人確認書類は郵送での提出となるため、審査開始まで時間がかかります。
年金手帳や福祉手帳を本人確認書類として提出するときは、補助資料も必要です。
補助資料には、現住所が記載された社会保険料や税金の領収書が提出できます。
可能なら運転免許証やマイナンバーカードを提出して、審査結果連絡までの待ち時間を減らしましょう。
PayPay銀行カードローンでは収入証明書類の提出条件が明示されていないため、希望額に関わらず用意しておくと手続きがスムーズに進みます。
提出を求められたら、以下から最新の書類を1種類提出しましょう。
- 源泉徴収票
- 住民税課税決定通知書
- 住民税課税証明書
- 給与明細(直近3ヶ月のうち1ヶ月分)
- 確定申告書(個人事業主のみ)
- 納税証明書(個人事業主のみ)
いずれも最新のものが有効で、どの書類でもWeb上でアップロードできます。
手元にないときは、課税証明書がコンビニで入手できるケースも。
源泉徴収票は勤務先企業で再発行してもらえるので、必要に応じて問い合わせましょう。
在籍確認の電話は審査が始まってから実施される
在籍確認の電話は、審査が始まってからPayPay銀行の営業時間内に実施されます。
PayPay銀行の営業時間:平日9時~17時
申込フォーム送信と必要書類の提出が完了してから、具体的にどのタイミングで実施するかは明らかにしていません。
在籍確認が取れないと、審査が長引いたり申し込みが取り下げになったりします。
電話の時間帯や名乗り方について相談したい人は、早い段階でローンセンターに電話で相談しましょう。
提出書類の確認や融資に関する説明のために、携帯電話に連絡が入るケースもあります。
勤務先への電話連絡と合わせて携帯電話への連絡にも対応できるよう、備えなければいけません。
仕事や用事で電話に出れない時間帯があるなら、連絡に気づいた時点で早めに折り返し連絡を入れましょう。
PayPay銀行カードローンの審査に関するよくある質問
PayPay銀行カードローンの審査に関するよくある質問は以下の通りです。
- PayPay銀行カードローンの審査にかかる時間は?
- PayPay銀行カードローンの審査が甘い噂は本当?
- PayPay銀行カードローンに申込後、どこで審査状況が分かる?
PayPay銀行カードローンでは仮審査と本審査で分けて行われ、申し込むタイミングによっては完了まで数日かかるケースもあります。
審査基準はどのカードローン会社でも独自に設定しており、甘い審査を行うところはありません。
審査状況を確認したいときは、メールのほかアプリでも確認可能です。
疑問がある人は事前に解消し、スムーズに申し込みましょう。
PayPay銀行カードローンの審査時間は、仮審査結果が出るまでは最短60分と早いです。
本審査結果も最短当日中ですが、申し込み時間や必要書類の提出が遅くなると当日中に審査結果連絡ができない可能性も。
土日祝日を挟むと、審査結果が届くまでより時間がかかります。
申込手続きが渋滞しやすい週明けや、お金のニーズが高まる長期休暇前後は混雑で審査時間が長引きがちです。
早く融資を受けたい人は、時間に余裕を持って申し込みましょう。
本審査完了後は、キャッシュカードが届くのを待たずに借入可能です。
PayPay銀行カードローンの審査は甘くありません。
独自の審査基準を設け、返済能力や信用力を厳しく審査しています。
審査基準には相性があり、他社で審査落ちした人がPayPay銀行カードローンの審査に通ると、審査が甘いと感じやすいです。
審査はPayPay銀行とSMBCコンシューマーファイナンスの2社で行うため、審査基準が2つあり厳しいと感じる人も多くいます。
PayPay銀行カードローンは、アルバイトも利用可能で申込条件は厳しくありません。
審査に不安がある人も、まずは申し込んで仮審査結果を待ちましょう。
PayPay銀行カードローンの審査状況は、メールまたはアプリから確認可能です。
アプリは、PayPay銀行アプリとカードローン専用アプリの2種類あります。
カードローン専用アプリは審査状況が分かりやすく表示されるため、進捗が気になる人はダウンロードして結果を待つのがおすすめです。
審査に通るまでアプリをダウンロードしたくない人は、審査結果の連絡が届いていないかこまめにメールをチェックしましょう。